残り4ヶ月!最短で点数を上げる薬剤師 国家試験の勉強法


薬剤師国家試験 4ヶ月の勉強法

さて残す所、国家試験まで4ヶ月をきったこの時期…もう基礎からコツコツ勉強している場合ではありません。この記事では各教科を国家試験を合格するラインまで点数を持っていく最短の勉強法を書いていきます。国家試験をまだ今年度に控えてない方は、逆算して’’最終的にはこのレベルまで持ってくればいい’’ということを知っていただけたらいいなと思います。

上の表は、103回薬剤師 国家試験の難易度を各領域、教科ごとに一覧にしたものです。国家試験の過去のデータを分析することが攻略というわけではありませんが、傾向を知っておくことはとても大事なことです。103回国家試験の大きな特徴は、病態・薬物治療の難易度が過去に比べ一気に上がっていることではないでしょうか…。
実際に受験してみても、どの解答を選んでもしっくりこない問題ばかりだった、というのが本音です。また、物化生に関しても、単発で覚えても答えまでたどり着かないような問題ばかりでした。生物に関しては、問題文が見開き1ページある問いもあり、ここで足止めを喰らって、得点源になる衛生や法規に時間を費やせなかった人もたくさんいたんじゃないかと思います。順番に問題を解くのではなく、得意分野から確実に攻めていくというのも一つの攻略だと思います。
次の模試では、ぜひ時間配分を意識して解きましょう。一番やってはいけないのは、国家試験本番当日に、いつもやらないような解き方で解答していくことです。慣れないことをすると完全にテンパってしまいます。模試でよくやる、’’一つ選べ’’だったのに2つ選択してしまった…というミス。国家試験当日でどれだけ集中してても、やってしまうんですね…。恥ずかしながら、私も2問このイージーミスをしていました。なので、イレギュラーなことを本番にしてしまうとこういったミスが目立ってきます。
自分の解答スタイルは今のうちに確定させておきましょう。では、各教科ごとに、これからの勉強方法を私なりにですが、まとめていきたいと思います。

薬剤師国家試験の教科別攻略法と勉強法

【物化生】

これは、今からの時期に極めようとすると、ドツボにはまります。やればやるほど、気持ちは萎えるし、キリはないし…。得意な方は別ですが、私のように、物化生がまっったくできない方は、’’必須で足切りにならないレベルまでは解ける’’まずはこれを目指します。そして、模試、卒試で出た範囲や国家試験対策で配られたプリントの範囲だけはする…といった必要最低限の勉強方法でオッケーです。国家試験のいいところは、トータルで225点に届けばいいところです。苦手な教科で戦う必要はありません。ただ、必須だけは乗り切れる知識はつけておきましょう。
では、何を使って勉強すべきか…私のオススメは、苦手な教科のみ、青本を捨て’’薬ゼミの要点集’’だけに絞って勉強することです。全ての教科でこれをしてしまうと、当然苦手教科を補う武器がないため合格点には届きません。最低限、せめて4教科までに留めておきましょう。

【衛生】

これは、得点源になる教科です!ただし、最近では、問題も出尽くしたのか…構造式や細かいところまで問われるようになっていきています。あとは、衛生に関しては、’’時事ネタ’’を押さえておくことが大事になります。103回では、乳児ボツリヌス菌やレジオネラ菌など昨年話題になったニュースに関連した問題が出題されました。じゃあ、これって毎日新聞とかニュースを読まないといけないの??そんなことしてる暇はもはやありません。ここで、皆さんに必ずチェックしてもらいたいものが2つ!一つ目は、薬ゼミの山かけ講座のプリントの衛生はみておいた方が良いでう。二つ目は、メディセレが予想問題をネットで公開します。これがツイッターで流れてきます!必ず、前日ではありますが解きましょう。SNSも受験前だからシャットダウンしておく…と有益な情報を逃すかもしれません。自分に必要なサイトのみ残してちょこちょこ確認しておくことをお勧めします。ツイッターやインスタを見てたから取れた1点というのも積み重なれば大きな得点になります。私もその情報発信源となれるよう頑張ります!
話が逸れましたが、国家試験の最近の傾向は構造式から読み取らせる出題が増えているので、必ず構造式までチェックしながら衛生の範囲をクリアしていきましょう。Gifで覚える構造式シリーズをぜひ活用してください!

【法規】

ここは大得点源です!なんせ、変化球の来にくい分野だからです。もうひとつ、法規は他の教科とはほぼ関連性もなく単発的な教科なので、覚えさえすれば一気に点数が跳ね上がります。模試の点数がグーンと上がるキーとなる教科だと思います。その代わり、流れるように参考書を読むのではなく、最後の一言一句まで読み込みましょう。国家試験では、最後の語尾を少し変えてきたり、言い回しがちょっと違ったり…といった形で引っ掛けてきます。ちょっとした国語の問題ですね。例えば、製造販売医薬品の範囲では、’’許可’’がいるのか’’承認’’だけでいいのか…ここまで意識して問題を見ることが大事です。法規は、要点集ではなく、しっかり青本を読み込むことをお勧めします。要点集は結構ザックリしか書いてなかったので、個人的にはお勧めしません。

【薬理】

私たちが国家試験を受ける理由は、薬剤師免許を得るためですよね?薬理を制するものは国家試験を制すです!全体に捨ててはいけません!そして、薬理ができると、苦手な教科も、薬の作用機序から逆算して答えを導き出せたりします。粘り強く、何度もなんども青本を開き、書き込み、破れるまで読み込みましょう。参考書に書いてないようなことで大事なポイントは薬学日記の各単元に記載しています。薬理が苦手な人でもできるだけわかるように各単元でまとめているので参考書をひらいて記事を読んで見てください!わからないところはコメント欄に書き込んでいただければ返信します。薬理がわかると勉強も少し楽しくなってきます。ここはぜひ、粘り強く勉強しましょう。何よりも優先する教科だと思います。

【薬剤】

薬剤は、主に計算問題と暗記のダブルアタックできます。
計算問題が苦手な人…私も同じく致命的な計算オンチでした。でも安心してください。計算問題は345問中多くても26問しか出ません。中には簡単な計算も含まれてます。初めから諦めるのも作戦かもしれません。ちなみに私は、問題文を1回読んで、’’無理だ!と思ったら絶対3を選ぶ’’と決めて国家試験に挑みました笑 でもおかげで、他の問題に時間を費やせたし、作戦がちしたかなと感じました。なんせ20パーセントの確率で当たりますしね。とまあ、少しギャンブラーなところもありましたが、苦手な分野を捨てるということも国家試験まで1ヶ月切ったあたりから策を練らなければなりません。今はまだ、少し粘って勉強していいと思いますが、一つの問題に2時間も3時間もかけるくらいなら、薬の作用機序を一つでも多く覚えた方がいいと思います。
計算ができなければ、薬剤のもう一つの暗記分野を確実に決めていきましょう。プロドラッグの範囲なんかは本当に覚えるだけの単純作業なので確実に得点できるようにしましょう!

【病態・薬物治療】

103回国家試験でいきなり驚異の難易度を発揮してきた教科です。104回では、もしかすると少し簡単になるかもしれませんね。病態で大事なのは、絶対に、検査値とマーカーだけは押さえておくことです。これは病態・薬物治療だけでなく、実務・実践問題に大きく貢献してくれます。
検査値一覧表を、壁やトイレに貼っておきましょう!絶対に役に立ちます。検査値を見ただけで答えがわかる問題だって出てきます。検査値のゴロもGifで覚える構造式シリーズに入れてます。あとは、薬理と繋げて、病態を把握しておきましょう。得点源にはならないが、足を引っ張ることもない教科、くらいには仕上げておきましょう。あとは、過去問や模試の復習、出題されたものの周辺の範囲をこなす、といった勉強の仕方でいいと思います。

ちなみに私は国家試験の過去問は3年分、もしは統一1、2、3、メディセレの1回分の復習を行いました。これで十分だと思います。国家試験の過去問は、はっきりいって5年も10年も前のものをしてもほとんど意味がないんじゃないかなと思います。傾向が大きく変わってきていますからね。そう思うと、模試は、国家試験対策のプロが誠意を尽くして張ってくれたヤマなので、しっかり復習することの方が大事だと思います。

【実務・実践】

ここに関しての国家試験対策はほぼ勉強してません。
もちろん注射の配合変化、抗がん剤治療についてなどは行いますが…患者さんへの言葉がけは…なんて問題をする必要はないでしょう。ひたすら覚えることがたくさんなので、うまくゴロを使って乗り切りましょう。これからもツイッターのほうでたくさんのゴロを紹介していきます!

まとめ

あとは水剤や散財の簡単な計算でミスをしないように、定期的に1、2問は週に1回は解くようにしておきましょう。国家試験の最後の時間、精神的、体力的限界を迎えている中、計算問題を解かなければなりません。お勧めは、1日の最後の疲れ切った状態のときに締めの1問に計算問題を解くことです。これで本番に備える練習をしておきましょう。朝一の計算と夜の締めの計算問題はお勧めです。

以上がこの時期にお勧めする各教科の勉強法でした。国家試験の攻略法といってもいいかもしれません。大事なのは取捨選択です。一つの問題に固執するスタイルはもう捨てましょう。
何度も言いますが、国家試験は’’みんなが解ける問題が解ければ合格できる’’試験です。
もう一度自分の勉強スタイルを見直して、計画を立て直しましょう。
まだ国家試験まで時間のある人は、早めに取り組む教科は何なのか…一度考えて見ましょう!

あくまで個人的な感想です。みんながみんなこうするべきとは思ってませんが、国家試験を経験した率直な感想です。これが参考になれば幸いです。
ま、最後に一つ…国家試験に合格する助言をさせていただくならば、
’’とにかくペンを動かし続けろ!!’’ということですね。笑
今年は、すべて捨てて勉強しましょう。終われば、想像以上に楽しい毎日が待っています!

それではこの記事が読み終わったら早速明日からの予定を立ててまた勉強に励みましょう。




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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