呼吸器系


薬学 呼吸器系 治療薬

呼吸器は、興奮薬と、鎮咳・去痰薬をおさえるだけです。さらに呼吸器系の作用機序は、少なく覚えやすい!さらに薬の名前も語尾さえ覚えれば何個か把握でオッケー!1時間でマスターしちゃいましょう!

呼吸興奮薬

まず、覚える薬は2つだけ ジモルホラミンドキサプラム あとはこの2つの違いをおさえて終了! ジモルホラミン延髄呼吸中枢を直接刺激+血圧上昇
主に、手術での中枢抑制による呼吸機能回復や血圧の低下改善に用いる。 手術中に用いられる…だから、 経口投与ではないんですね〜。麻酔にかかってる人はお薬飲めませんもんね。

ドキサプラム抹消に作用 ドキっとするから抹消に効く。もうこの覚え方でで充分です笑 あと、ドキってする=交感神経も刺激→ 血圧は上昇

ポイントは、どちらか片方覚えて、あとはそうじゃない方でおさえることです。 覚える事をいかに減らすか、受験のテクニックですね!


鎮咳・去痰薬

さてこの範囲は…なんだか覚えにくいし、薬が多いような…。そんな事ありません。見るポイントを変えるだけで覚えることは劇的に減ります。まず区別してほしいのは、 この鎮咳薬は麻薬性なのか非麻薬性なのかです。 麻薬性のものには、依存性があり、副作用として呼吸抑制、便秘、悪心、嘔吐があることです。麻薬だから当然のことですね〜。で、一番覚えてほしいのが作用の強さです!

モルヒネ>ジヒドロコデイン>コデイン≒デキストロメトルファン(非麻薬)

作用機序は全て同じなので聞かれるとしたら、作用の強さでしょう、ちなみにデキストロメトルファンは非麻薬性なので注意!(デキストロって右旋光性って意味って知ってました?左旋光性のレボは周知ですが…) さて、非麻薬性のものですが麻薬性との違いはたった1つ。副作用である呼吸抑制がないこと、です。咳中枢に聞かせたいので麻薬性も非麻薬性も作用する場所は同じです。もう一つだけ間違い易いのが、チペピジンはあくまで鎮咳薬でありプラスで去痰作用があるという点です。去痰薬の分類じゃないことは区別しましょう。あとは…私はノスカピンが麻薬のイメージっぽくて勘違いしてました笑 非麻薬なんですねぇ

去痰薬

〇〇チルシステイン→〇〇切るシステイン

さて、ここでまたゴロ…というか覚え方のポイントです。切るシステインについてはいろんなサイトでも見かけることでしょう。だけどここではプラスアルファで差をつけます!ポイントは、何を切るの?です。結論から言うと、ムコタンパク質のジスルフィド結合を切ります。

ここからは、化学も含めたお話です。そもそも、ムコタンパク質って何?って事ですよね。 痰の成分はタンパク質と糖からなっています。それがムチンと言われるのですが、その構成されているタンパク質がムコタンパク質になります。タンパク質なので、S- S結合を有します。そして、〇〇チルシステインシリーズは、SH基を持っています。SH基ってものすごーく不安定な構造なんですよね。だから、誰かのSを奪ってS- S結合となる事で安定したくて堪らないのです。そこでターゲットとなるのがムコタンパク質の S- S結合になります。この結合を開裂する事で、自身が安定し、ムコタンパク質は破壊されます。
よってムコタンパク質の破壊により痰のネバネバを解消してくれるのです。まさに、切るシステインなわけですね〜!

ムチン→ムコタンパク質+ムコ多糖

さらにムチンはフコースシアル酸と言う物質から成り立っています。痰がネバネバするのはフコースの含有量が多いことに起因します。つまり、フコースの比率を少なくしてなあげるとサラサラの痰になるわけです。ここに働きかけるのが、カルボシステインフドステインです。よく見ると?語尾が〇〇チルシステインじゃない!=切る作用がないのです。つまりこの2つはフコースとシアル酸の比率を正すことによるものです。しかも、フコースの比率を下げることによる是正です。

そして最後に、アンブロキソールブロムへキシンです。 ここで大事なのが、
ブロムへキシンの活性代謝物がアンブロキソールである 作用は肺サーファクタントの分泌を促進して滑りを良くすることで、どちらも同じです。 ちなみにアンブロキソールは長期臥床の高齢者に第一選択薬として用います。

以上で、呼吸器系はおしまいです。あれ?気管支喘息は??と思った方、、。 あの単元はただただ、薬の名前が多く覚える行為は時間の無駄です。全部の範囲を通した知識から考えるものなので後回しで構いません。ここはそんなに深く問われる範囲ではないので短時間でサラッとマスターしてしまいましょうね!




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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