薬の作用機序1


薬剤師国家試験 一問一答
γ-アミノ酪酸GABAA受容体は【   】チャネル内蔵型である。
  • H
  • Na
  • Ca
  • K
  • Cl

A.Cl

中枢に作用する薬(催眠薬の作用機序)は、図の通りである。 抑制系の代表的イオンはClである。また、興奮系はグルタミン酸等があることもチェック。

中枢に作用する薬

【   】はGiタンパク質共役型受容体である。
  • M1受容体
  • V2受容体
  • TXA2受容体
  • AT1受容体
  • D2受容体

A.D2受容体

Gタンパク質共役型の受容体はとにかくゴロで頭の中に入れること!

Gタンパク質共役型の受容体

【   】は身体依存性を示さない薬物である。
  • 大麻
  • モルヒネ
  • コデイン
  • ヘロイン
  • フェノバルビタール

A.大麻

乱用薬物は大きく2種類に分けられる。興奮作用を示すもの or 抑制作用を示すもの。 まず最初に、モルヒネには全て依存性+耐性があることを頭に入れる。そう考えると、モルヒネを修飾しているコデインやヘロインも同様の依存性があると考えられる。 最も大事なポイントとして、抑制系の乱用薬物は精神的依存・身体的依存があると考えて良い。 逆に、興奮系の乱用薬物の依存性は、精神的依存のみである。覚せい剤については、興奮系であるが、ここが問題として問われることはないと考えて良い。 抗てんかん薬であるフェノバルビタールは、神経の興奮を抑制するので→精神的依存も身体的依存も存在する。

休薬により退薬症状を示す状態は【   】である。
  • 交差耐性
  • 精神的依存
  • 身体的依存
  • タキフィラキシー
  • ダウンレギュレーション

A.身体的依存

1交差耐性→身体が1種類の薬物に対して耐性を獲得すると同時に、別の薬物にまで耐性を生じてしまうこと。例えば、アルコール常飲者が麻酔が効きにくいのはアルコールに対する耐性が、麻薬系(バルビツール系薬剤など)に対しても交差耐性を示すからである。
2精神的依存→薬物に対する精神衝動的な欲望(渇望)が高まる状態
3身体的依存→離脱症状、退薬症状のこと
4タキフィラキシー→短時間に繰り返し薬物を使うことで脱感作(薬物に対する反応性が急激に悪くなること)が起こること
5ダウンレギュレーション→継続的、持続的に薬物を使用することでその応答性が減弱してしまうこと

アドレナリンは【   】作用を示す。
  • 心機能抑制
  • 気管支平滑筋弛緩
  • 膀胱排尿筋収縮
  • 子宮平滑筋収縮
  • 瞳孔散大筋弛緩

A.気管支平滑筋弛緩

交感神経が優位なとき…イメージが大事!自分が戦っているときを想像してみよう!

気管支平滑筋弛緩

薬物の安全域の計算式は、【   】で表される
  • LD50 - ED50
  • ED50 - LD50
  • LD50 X ED50
  • LD50 ÷ ED50
  • ED50 ÷ LD50

A.LD50 ÷ ED50

★覚え方→頭文字をとって、LED電気って覚えました。

Caチャネルに対して、高い透過性を示すイオンチャネル内蔵型受容体は【   】である
  • D2受容体
  • NN受容体
  • H1受容体
  • α2受容体
  • NMDA受容体

A.NMDA受容体

興奮性神経伝達受容体であるNMDA受容体。興奮系の立ち上がりを担当するイオンは、主にNa, K、Caである。NMDA受容体はグルタミン酸受容体に分類され、もう一方のAMPA型も押さえておくと抗てんかん薬を覚える際に役に立つのでチェック!

【   】はGqタンパク質受容体である。
  • α1
  • H2
  • V2
  • D2
  • β2

A.α1

問2参照

完全刺激薬の内活性(x)の値は、【   】で表される
  • x=0
  • 0
  • x=1
  • x=10
  • x=100

A.x=1

完全作動薬、部分作動薬、完全遮断薬はイメージを持つことが大事。まずそれぞれの内活性の値を考えやすくするためにMAXの活性を1としましょうという定義で統一された。 よって、完全作動薬はX=1と表される。さて、これを図にして見ましょう。

【   】はリガンド結合後、アデニル酸シクラーゼを活性化する
  • α1受容体
  • PGI2受容体
  • H1受容体
  • AT1受容体
  • M2受容体

A.PGI2受容体

アデニル酸シクラーゼを活性化するのはGsタンパク質を持つもの。
問2解説参照でGsタンパクを持つものを選択。




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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