薬学道場 物理編


薬学道場物理編
次のうち、SI基本単位でないのはどれか
  • mol (モル)
  • kg ( キログラム)
  • J (ジュール)
  • cd (カンデラ)
  • m (メートル)

A.J (ジュール)

J(ジュール)はSI誘導単位です。
SI基本単位で表現できるようになりましょう。J=kg・m2・s-2

化学ポテンシャルのSI誘導単位はどれか
  • J・mol-1
  • J・m-1
  • N・m
  • N・m-1
  • N・m-2

A.J・mol-1

1→化学ポテンシャルのSI誘導単位。化学ポテンシャルは、定温・定圧条件下で1molあたりのギブズエネルギーと定義されます。

 

2→N(ニュートン)のSI誘導単位です

 

3→エネルギー、仕事、熱量のSI誘導単位です

 

4→表面張力のSI誘導単位です。単位面積を作るのに要する仕事と定義されます。

 

5→圧力のSI誘導単位です。単位面積あたりにかかる力が圧力の定義です。 ポイントは、SI基本単位の定義をおさえておくことです!

SI単位の確認問題 界面張力を表すSI誘導単位はどれか
  • J・m-1
  • N・m
  • N・m-1
  • J・m-2
  • N・m-2

A.N・m-1

界面張力=表面張力 つまり、単位面積当たりの界面を作るのに要する仕事量を表すSI誘導単位を選択しましょう!

X線解析において、干渉性散乱X線の回析方向を示す式はどれか
  • Washburn 式
  • Bragg の式
  • Nernst 式
  • Gibbs の式
  • Henderson-Hasselbalch 式

A.Bragg の式

1は毛管中に粉体を充填し、これを液体中へ垂直に立てて毛管中を液体が上昇する高さを表す式
3は化学電池の電位Eと活量αの関係を表す式
4は溶質の吸着による液体の界面張力の変化を表す式
5は、あるpHにおける弱電解質の分子形とイオン形の割合を表す式
Henderson-Hasselbalch 式はよく使うので絶対に覚えましょう!

化合物が溶媒や置換機の導入などの影響を受けることにより、紫外線吸収スペクトルの吸収最大波長のモル吸光係数が増加する効果はどれか
  • 深色効果
  • 光電効果
  • 淡色効果
  • 濃色効果
  • 浅色効果

A.濃色効果

深色効果→紫外可視線吸収スペクトルの吸収極大波長超波長側に移す効果
光電効果→光を物質に照射した際、物質表面の原子から電子を飛び出させ、自身は消滅する効果
淡色効果→紫外可視線吸収スペクトルのモル吸光係数が減少する効果
浅色効果→紫外可視線吸収スペクトルの吸収極大波長短波長側に移す効果
紫外可視吸光度測定法についてのポイント一覧表

紫外可視吸光度測定法

赤外吸収スペクトル測定法において、赤外線が試料を通過するときに吸収される主な要因はどれ?
  • 電子の強制振動
  • 原子核の強制振動
  • 分子振動による双極子モーメントの変化
  • 原子核のスピン状態の変化
  • 分子振動による分極率の変化

A.分子振動による双極子モーメントの変化

1 電子の強制振動はX線結晶構造解析法において結晶にX線を照射したときに散乱X線を生じる主な原因
2 X線結晶構造解析法において結晶にX線を照射したときに散乱X線を生じる主な原因を問われた際、’’電子の強制振動’’と’’原子核の強制振動’’で引っ掛けてくるので注意!
4 NMRにおいて原子核がラジオ波を吸収する主な原因
5 ラマン散乱が観測される主な要因
赤外吸収スペクトルについてのポイント一覧

赤外吸収スペクトルについてのポイント一覧

原子吸光光度法において、ヒ素を測定する際に使用する試料原子化部はどれ 1
  • ゼーマン方式
  • フレーム方式
  • 冷蒸気方式
  • 電気加熱方式
  • 水素化物発生装置

A.水素化物発生装置

1→ゼーマン方式はバックグラウンドの補正に使用される。
2→フレーム方式は試料の原子化部として使用される。
3→冷蒸気方式は水銀に使用される試料原子化部である。
4→試料原子化部に使用される。フレーム方式より高い感度が得られる。
5→ヒ素の他、セレン、鉛などに用いられる。

原子吸光光度法

質量分析法において熱電子を衝突させて試料をイオン化する方法はどれか
  • 高速原子衝撃法
  • 電子イオン化法
  • マトリックス支援レーザー脱離イオン化法
  • 化学イオン化法
  • エレクトロスプレーイオン化法

A.電子イオン化法

質量分析法では、まず試料をイオン化することから始める。
高速原子衝撃法→試料を液体マトリックスと混合し、加速した中性原子(アルゴン、キセノン)と衝突させイオン化する。難揮発性で熱に不安定な極性試料にも用いることができる。
※名前だけだとこれを答えに選びがち!注意!
マトリックス支援レーザー脱離イオン化法→試料をマトリックスと混合しレーザーを照射してイオン化する。
化学イオン化法→試薬となるガスをイオン化させて生じた反応イオンを試料と反応させてイオン化する。試薬ガスを用いることがポイント!
エレクトロスプレーイオン化法→試料液体が高電圧のかかったキャピラリーから噴射され、液滴が蒸発するのに伴い試料分子をイオン化する




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

みんなのコメント

  • ゆー

    すごくわかりやすいです! サイトも見やすく軽くて助かっていまさ。 感謝のために積極的に広告も押してます!笑 いつもありがとうございます。私も薬剤師免許が取れるように頑張ります。

  • あやちゃむ

    ゆーさんへの返信

    こちらこそ、参考にしていただきありがとうございます(^^) 国家試験に向けて一緒に頑張りましょうね! 広告…ではなく、ぜひ他の勉強ページを積極的に読んでください!笑

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