正しく伝える!糖尿病治療薬のススメ①


糖尿治療薬のススメ 薬剤師国家試験対策

糖尿病専門の門前薬局で働くことで、’’糖尿病治療薬’’として一括にまとめて投薬してはいけないと感じる毎日です。門前でない限り深く携わることのない分野でも、血糖降下薬を服用する患者に触れる機会はあるはずです。それぞれの種類に応じた服薬指導ができる参考になればと…勉強会や学会で学んだ内容をまとめています。皆さんの投薬に少しでも活かせるきっかけになればいいなと思います。


意外と知ったかぶり?シックデイルール

【シックデイの定義】 シックデイとは、糖尿病患者が治療中に感染症などによる発熱、下痢、嘔吐や食欲不振により食事が摂れない状態のことです。

図は、シックデイがどういう作用機序で起こるのかを簡単にまとめたものです。


この図から分かるように、シックデイには脱水予防と電解質の補給を第一優先に考えなければなりません。重大な合併症である’’ケトアシドーシス’’を防ぐためにも、できるだけ摂取しやすい形での炭水化物の補充も必要です。異常を踏まえ、糖尿病治療薬を開始する患者へのシックデイに対する指導がなされます。なぜ水分補給が大事なのか、どうして炭水化物の摂取不足が良くないのか…上の図を参考にもう一度考え直して見ましょう。

さらに一歩踏み込んだ投薬ができるように、それぞれの糖尿病治療薬の分類に応じて、どれくらいの食事量でどんなシックデイの対応をすれば良いのかを一覧にしておきます。 もちろん、門前の医師の考えを優先することは大事ですが、薬剤師として最低限の知識があれば、それを補足しての服薬指導ができます。是非参考にしてみてください!経験則も大事ですが新薬がどんどん出てきているこのご時世…一度基礎から見直して見ましょう!

食事が取れているかだけではなく、’’いつもに比べてどれくらいの量の食事をできているか’’を聞くことが大事ですね!今後の記事では、さらに細かく、糖尿病治療薬の分類に応じた副作用や、注意するポイントをピックアップしていきたいと思います。




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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