抗アレルギー薬


ゴロで覚える抗アレルギー薬

この単元は、時間をかけずに終わらせちゃいましょう。抗アレルギー薬のポイントは’’ゴロを駆使する’’これに限ります。今回は覚える内容を最小量に絞るための方法を紹介します。私も、抗アレルギー薬に関してはトータルでも1時間満たないんじゃないか…くらいしか勉強してません。でも、ゴロって大事だなぁと感じた範囲トップ3には入ります。国家試験のコツは、’’覚える量をいかに減らせるか’’です。もしかすると、前置きの方が本題より長かったかもしれません。笑それでは早速、本題に入って行きましょう!


①とりあえずこのゴロを覚える!

とりあえず、ヒスタミン関連薬が問われる時は第一世代と第二世代の引っ掛け問題です。なので、ここはゴロでまとめて覚えてしまいましょう。’’第二世代はこれ以外’’と簡潔に覚えておくと暗記の量もかなり減るでしょう。補足として、第一世代は抗コリン作用が強く、中枢抑制作用(眠気)が強く、これを改善したのが、第二世代になりますね。ただし、第二世代の中でも添付文書上、眠気に対する注意事項がないものはフェキソフェナジンとロラタジンです。さてここで問題です! Q.薬を服用する時間があまりとれない患者さんが、眠気の少ない抗アレルギー薬を処方してほしいとお話しされています。この患者に最もふさわしいのは次のうちどれ??1つ選んでください。 1フェキソフェナジン 2アゼラスチン 3ロラタジン

…1と3を選びたいところですが、答えは3です。フェキソフェナジンは1日2回の服用に対し、ロラタジンは1日1回服用でさらに眠気が来にくいのが特徴です。こんな細かいことも!?となったかもしれませんが、模試レベルではここまで問われますし、実践的な問題でも国家試験に出てもいいんじゃないかなと思います。まぁ、この問題で一番目に止まってほしいのは、’’薬を服用する時間があまりとれない’’というフレーズですね。実践問題を解いて行く上で大事なのは、こういった患者の詳細になります。例えば、自分が糖尿である意識が低い患者さんに対して、週1回服用で構わないDPPⅣ阻害薬を処方するのではなく、あえて毎日服用するDPPⅣ阻害薬を処方することで病気への意識を高めてもらう、など実際の臨床の場でも患者背景に合わせた処方がやって来ます。問題文は、最初から最後までしっかり読み込みましょうね!

 

さて、ヒスタミン関連薬は以上です。あとは作用機序が全く異なってくるので覚えやすいと思います。ささっとやって行きましょう!

ケミカルメディエーター遊離抑制薬

この薬のポイントは、作用点が受容体ではないというところです。ヒスタミン関連薬の第一世代、第二世代も同じく、ケミカルメデェーター遊離抑制作用がありますが、加えてH1受容体も遮断します。〇〇ミンとか〇〇ジンとか語尾が似ているものはだいたい抗ヒスタミン薬で、それ以外がケミカルメディエーター遊離抑制薬だと思いましょう。

トロンボキサン(TX)関連薬

あ、この解説に入る前に…必ず英語で出てくるものは何の略なのか調べておきましょう!言い方を変えられるだけで、本当はわかっていて解けたはずなのに、間違えてしまった、、なんてミスもよく起こります。最近は、不親切にも略語のみで出題される傾向にあります。薬理だけでなく英単語の略は必ず抑えておきましょう。

 

トロンボキサン関連薬に関しては、トロンボキサンの合成を阻害するのか、トロンボキサン受容体を遮断するのかの違いを問いてきます。この違いと薬の名前を結びつけておけばここは全く問題ないでしょう。解説が雑かもしれませんが、抗アレルギー薬はこのくらいで十分だと思います。

ロイコトリエン(LT)関連薬

語尾が〇〇カスのものです。プランルカスト・モンテルカスト・ザフィルルカストですね。 大事なのは、LT受容体を遮断するところです。抗アレルギー薬は合成を阻害するのか、受容体を阻害するのか、ここさえおさえておけばほぼ解けます。なぜなら、あまり深く問う部分がないからです。だから、何度もなんども言うように問題文は’’最後までしっかり読む’’ことが大事なのです。語尾をちょろっと変えて引っ掛けてくるのが抗アレルギー薬の罠かもしれません。

 

じゃあ、ロイコトリエン遊離抑制薬は?→イブジラストです。語尾が〇〇カストではありませんし、抗ヒスタミン薬の類の語尾でもなければ、ごろの中にも入ってませんね。こうやって、消去法で考えて行くのもありなんじゃないかなと思います。覚えている内容に当てはまらないから、この選択肢だ!という解き方は意外と正解を迷わず導いてくれるものです。

 

最後はTh2サイトカイン阻害薬です。 これは、皆さん同じ考えで覚えるんじゃないでしょうか?→スプラトゥーンって。笑 スプラタストはB細胞にあるIgEの産生を抑制します。免疫についての相関図は免疫抑制薬で確認してください!

 

さて、以上で10ページ分ほどある抗アレルギー薬の解説が終わりです。薬の名前がズラーーーッと書いてありますが、はっきり言って全部覚える必要はありません。ポイントだけおさえましょう。 最近では、理論よりも実践問題での服薬指導、用法の方で問われている気がします。実務的なことも絡めながら覚えて行くとよいですね!褥瘡の問題はマストかもしれません。ここは過去問を参考にしながら覚えて行くことをお勧めします。薬理的なことより実務の方で問われるものになると思います。質問があればコメント欄に書いてください!




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

コメントする

残り8文字

残り512文字