副腎皮質ホルモン合成


化学構造式から読みとく副腎皮質ホルモン合成

名前や構造式が同じにしか見えない…。これがこの範囲が苦手な分野になる大きな要因だと思います。
でも大丈夫です。ちゃんと整理しながら覚えれば、なんてことありません。なので、今回この範囲はたくさん図を使って解説していきます。また、性ホルモン関係では、かなり無理矢理なゴロを紹介していきますが、意外と頭に入っちゃうものです。この記事を読んで’’ニガテ’’という壁が少しでも壊れてくれると幸いです。
説明は、青本5に沿って行いますので持っている方はじゃんじゃん書き込んでください!


副腎皮質でのホルモン合成

さて、今から解説していくのは、
副腎皮質でどうやってホルモンが合成されていくかの全体図です。
青本、その他参考書に右のようなごちゃごちゃした図が載っているはず…。こんなのを丸暗記なんてしようとしたら国家試験、終わっちゃいます。
この図を、うまく利用することで、副腎皮質の球状層、束状層、網状層で合成されるホルモン、それに関わる酵素、その酵素に作用する薬の機序まで全部マスターできちゃいます。なので、納得したことや、ためになる情報は全て1つのページに書き込んでしまいましょう。
この範囲こそ’’木を見て森を見ず’’です。単品で見るのではなく、1つの物語として繋げて覚えていきましょう。
それでは、前置きが長くなってしまいましたので本題に入ります!!



ステロイド骨格の特徴

ステロイド骨格はどこに何の官能基が入るのか、どこが芳香環になるのかで作用が大きく変わります。
詳しくはGIFで覚える構造式に載せています。骨格をみてある程度何のホルモンかわかると考える問題が減って時間短縮にもなりますね!



この図でおさえるべき点は吹き出しの酵素とその阻害薬。
たったそれだけです。アビランテロンの作用機序については知っておいて損はないでしょう。オレンジのラインは球状層→束状層の境目。ピンクは束状層→網状層の境目をあらわしています。

副腎皮質でのホルモン合成の図から大事な点だけを抜粋した図を書くと上のようになります。
また、GIFで覚える構造式でも解説してあるステロイド骨格の特徴も合わせて覚えておけば、ステロイド薬の強さの比較もできます。A環に二重結合があり、Fが構造の中にある、全てを揃えたデキサメタゾンがもっとも糖質コルチコイド作用が強くなるわけです。
最近は、ステロイド薬については実務でも問われるようになってきていますので、強さの5段階は押さえておきましょう。さてここまでで、ホルモンの導入は終了です。次からは、もっと詳しく、疾患と繋げて覚えていきましょう。




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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