男性ホルモン関連薬


男性ホルモン関連薬 薬剤師 国家試験対策

性ホルモン関連の薬や疾患はニガテとする人が多いと思います。なぜかというと、薬の名前が似過ぎている。いまいち女性ホルモンの働きがわからない…など、噛み砕いて考えればたいそうな問題ではないのですが、その積み重ねがホルモン分野を捨て問にしてしまうきっかけになるのです。今回は、できるだけ理解しやすいように解説をつけながら、薬の名前に関してはかなり強引ではありますが私が一番頭に入った方法をお伝えしようと思います。勉強は自分のスタイルでするものですので完全に真似する必要はありませんが、少しでも参考になればと思います。


男性ホルモン関連薬

まずは、どちらかというと男性ホルモンの方が覚えることも少なく、理解もしやすいのでこちらから話していきます。男性ホルモン関連の疾患として頻出なのは、前立腺肥大症・前立腺癌がありますね。
どちらも、男性ホルモンが強く働き過ぎていることが原因です。(すごく簡単に表現するとですね…)
よく問われるのが、前立腺肥大症に関して、α遮断薬と5α還元酵素阻害薬の効果の違いです。

今回は男性ホルモン関連薬について詳しく書きたいので、α1遮断薬については省略します。
上の表に2つのよく問われるポイントの比較をのせました。
そしてもう一つおさえてほしい点が→5α還元酵素阻害薬を使用すると、前立腺がん存在下でもPSA値を50%抑制してしまうことです。

なので前立肥大症と前立腺がんを判別するために、6ヶ月後のPSA値は測定値を2倍にした値でいきます。
すこし応用した内容にはなりますがここまで問われてくるので覚えておきましょう。

男性ホルモン関連薬

さて、ここからが本番。覚えにくい薬をいかに頭に入れ込むかのポイントを押さえながら解説していきます。

男性ホルモン→テストステロン
これを軸に考えていきます。男性ホルモンを補充するといったニュアンスで覚えてよいでしょう

経口で摂取したい

合成男性ホルモンの誕生

覚え方のポイント

①『テスト』が名前に入っていれば経口摂取可能
例)メチルテストステロン、テストステロンプロピオン酸エステル、
テストステロンエナント酸エステル

②『酸エステル』は持続目的の語尾
これは、この分野だけでなく他の分野にも共通して当てはまります。
製剤の範囲になりますが語尾には大きなヒントが隠れているのです!

肝臓で速やかに代謝される男性ホルモン…それを薬でコントロールするということは??
→男性ホルモン関係の薬の副作用は
肝障害


Question
→フルタミドに対して出た緊急安全速報は?
Answer

劇症肝炎 根本的な男性ホルモンの作用を知っていれば簡単に解けますね!


ここからは、抗男性ホルモン薬の話です。
上記の問題に登場したフルタミドピカルタミドは適応が前立腺癌のみであること。
前立腺肥大症には用いません。語尾がタミドで揃っているのでおぼえやすいですね。他の副作用として、間質性肺炎が問われたこともあります。一応頭に入れておきましょう。
なぜ。前立腺癌のみの適応なのか…それは前立腺癌組織上でアンドロゲン拮抗作用を示すからです。

では、前立腺細胞全てに作用する薬はあるの?
それが、クロルマジノン酢酸エステル・アリルエストレノールです。
この2つは適応が前立腺がんと前立腺肥大症にあります。この違いをまずは把握!あとは覚え方です。
う〜ん…これまた女性ホルモン関連薬が出てくると覚えにくさ倍増になるんですよ…。そんな時は、ゴロの出番です

この覚え方に関しては、著者独特の感性も込みなのでお許しください。
しかし、本当に頭に入ります。笑

まず、アリエルクロールが得意』と覚えます。まずは名前の把握です。
さて次は、何のホルモンをどうするんだっけ??を覚えます。
『アリエルは男じゃない!』=抗アンドロゲン作用
つまりこの2つの薬の作用機序は抗アンドロゲン作用を示すもの、とまで覚えることができました。
これ意外と活用できるので使ってください。




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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