自律神経刺激・遮断薬


自律神経刺激 遮断薬国家試験 対策

POINT:表とイメージをマッチさせる。

交感神経が興奮して要る状態さえイメージできれば簡単!
絵にして印象づけてみましょう☺︎


☺︎交感神経が優位に支配しているのは 血管と汗腺 だけです。これは後々使うのでシンプルに頭に入れておきましょう。また汗腺は少し特殊です。でもイメージは簡単。部活の試合を思い出してみてください。試合前は緊張して、手汗のような局所的な汗をかきますよね。全身にドバっと汗をかくのは試合のインターバルの時→つまり副交感神経が刺激されているとき。だから、表の中ではどちらも分泌促進となっているのです。緊張すると口の中がカラカラに、寝ている時はヨダレがダラダラ…線分泌が亢進しているのは副交感神経が刺激されている時ですね!自律神経の拮抗支配はイメージが大事です。早めに定着させておくといいでしょう。必ず、薬理作用を覚えていくときに役に立ちます。
必須問題にも問われやすいので確実にする押さえましょう。

受容体

体の神経支配がザッと掴めたら、次はその器官に存在する受容体を把握します。
神経と受容体をマスターすることは薬理の地固めです。
しかし、覚える量が多すぎるのがネックです。そんな時こそ、ゴロの出番です


前章で、それぞれの器官を支配する神経と受容体について把握しました。ここまでの単元はイメージとゴロでただひたすら頭に定着させていくことが鍵となります。

ここからは、みなさんが苦手とする 交感神経興奮薬 遮断薬 について記述していきます。なぜ、多くの人がこの単元を苦手とするのか…理由は簡単→薬の名前が似ていてかつ覚える種類が多すぎる。たったこれだけ。

大事なのは3つのポイント。ここをおさえれば、あなたもすぐに交感神経マスター!

3つのポイント
①問われている部位に存在する受容体は何か
②受容体が刺激(または遮断)されると何がおこるのか
③薬の名前は語尾を見ろ!

①問われている部位に存在する受容体は何か

よく国家試験で問われやすいのはアドレナリン(Ad)ノルアドレナリン(NAd)についてです。基本ですがα、β受容体が刺激されると交感神経は興奮しますよね。
じゃあ、どんな仕組みでAdやNAdが放出されているのか仕組みを見て見ましょう。
簡単な図でいいので自分でかけるようになるとある程度の問題をこの知識です考えていくことができます。

図1より、NAdは神経細胞に保存されているようなイメージを持ってください。貯蔵庫に刺激を送るのが、間接型アドレナリン作動薬。αやβの受容体に直接刺激を与えるのが直接型アドレナリン作動薬です。
そして、大事なのが間接型と直接型の違いです。間接型は貯蔵されてるNAdを大量に放出させようとします。体は段々その刺激に慣れてきます。この一連をタキフィラキシーといいます。いわゆる覚せい剤の脱感作と同じ状態ですね。またNAdが放出されすぎると体は興奮しすぎるため、ストップをかけます。その仕組みは図2をみてみましょう

ここでは、放出されすぎたNAdに対する負のフィードバックについてです。ここで大事なのがα2受容体の存在です。このα2受容体が刺激されると→NAdの放出は抑制されます。α2受容体が放出されすぎたNAdにより刺激されると興奮は抑制されると覚えましょう。この受容体は神経細胞に存在している、とイメージを持って考えていくのがベストだと思います。問題を解く上でこの図が書けるようになると大変便利でしょう。

②αやβが刺激されると何が起こるのか。

これは表を思い出してください。戦う時のイメージです。
⚠︎ただしここからが重要
自律神経遮断薬 を問われた時、遮断される受容体は優位な方の受容体です。
覚えてますか?交感神経が優位に支配しているのは血管と汗腺だけと記述したことを。つまり、血管は自律神経遮断薬によって拡張します。心臓や消化器は副交感神経が優位に支配されている=交感神経の働きが強くなる→心機能亢進、消化管運動の抑制 がおこるわけです。
覚える時のコツは、少ない方を覚える。あとはその逆という発想です☺︎
出来るだけ覚えるものを絞っていきましょうね!

③薬の名前は語尾を見ろ!

ここに一覧として載せておきます。一個ずつ覚えていくときりがありません。
うまく活用しましょう

○○リン、○○ミン→αもしくはβ、αβ刺激薬
○○フリンα刺激不倫刺激的 と覚えよう)
フェントラミンα遮断
○○ジンα2刺激じんじん刺激すると覚えよう)
○○シン→α遮断薬ゃだんの と覚えよう)
○○ォロール→β遮断薬
※但し、ニプラジロールのみ例外
さらに、ニプラジロールにはニトロ基に類似した構造を持つためNO遊離による血管拡張作用があります。

語尾さえ見れば殆どが何の受容体を刺激or遮断するのかが分かります。
ニプラジロールのようにごく稀に例外もあります。例外のみ押さえていきましょう。
(↑ォロールじゃないのにβ遮断薬。また骨格にNOと類似構造を有するため血管拡張作用あり)
このように、他の単元でも 名前の語尾に注目することは、かなり暗記への近道になります。ぜひ、薬を覚えるときは 語尾共通して入っている文字 に着目してみてください!

少し例を出して見ましょう
例えば、後々でてくる抗体製剤では…
○○チニブ→チロシンキナーゼ阻害薬
フルオロウラシル→フルが入るものはピリミジン阻害作用
○○ジピンジヒドロピリジン系Ca拮抗薬

などなど、名前って意外と単純に付けられてるんですね…。そこにどれだけ気付けるか!これがあなたの暗記のキャパを莫大に広げていくことでしょう!
覚え方一覧表として載せておきます。ぜひ、あなたの覚えるための手段に使ってくださいね!


もう少しだけ、交感神経刺激・遮断薬についてのゴロをておきます
αβ遮断薬のゴロ




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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