統合失調症


統合失調症 国家試験 対策

この範囲は薬が、 陽性症状に効くのかor 陽性陰性どちらも効くのか で分けて考えましょう!
ちなみに…

陽性→DAが過剰

陰性→セロトニンが過剰


これが俗に言うセロトニン仮説云々…青本にもつらつらと書いてある内容ですが、簡単に整理しておきましょう


定型は陽性のみ!覚えるのは4つのポイントだけ!!

覚える4項目

D2遮断作用陽性症状抑制
H1遮断作用鎮静作用
α1遮断作用血管拡張
体温降下作用

※鎮静作用はD2遮断によるものではないということに注意!

D2遮断作用による悪性症候群

D2受容体に関連する薬の副作用によくある、悪性症候群。対処薬は??…ダントロレンですね。
なぜ、悪性症候群が起こるのか?D2受容体を遮断し続けると、筋小胞体のリアノジン受容体が活性化されます。そのため、Caが過剰に放出され筋肉は収縮してしまいます。悪性症候群の発熱は、この筋肉の収縮に伴ったものです。なので、風邪をひいて出る熱とは違う発熱になるため、NSAIDsではなく直接リアノジン受容体を遮断するダントロレンが対処薬として用いられるのです。
筋弛緩薬の単元でもでてくるダントロレンの機序と合わせて覚えるといいですね!

フェノチアジン系 VSブチロフェノン系

定型の薬と言ったらこの2種類に分類されますが…一体何が違うのでしょう?

ブチロフェノン系は陽性症状改善作用が強く、副作用が弱い

D2遮断作用
フェノチアジン系 ブチロフェノン系
その他3つの作用
フェノチアジン系 ブチロフェノン系
なので、ブチロフェノン系の方が錐体外路障害や低血圧が起こりにくいんですね。これを整理して、青本の詳しーい説明の大事な部分だけ抜粋して赤ペンで囲んでおきましょう

薬の名前は一文字だけで済ませよう

『ク・ハ・ス』がついたら定型

ロルプロマジン、○○プロマジン、
ロペリドール、○○ペリドール、
ピペロン、ルピリド



ゴロで1発、非定型

SDAはセロトニン・ドパミンアンタゴニストの略ですね。D2受容体を遮断することで陽性症状を、セロトニン5-HT2A受容体遮断で陰性症状を改善します。…5- HT2A受容体とは?? ここで、よくわからなくなるのが5-HT1Aと5HT2A受容体の違いです。同じセロトニン受容体ですが体への影響が異なりますので、追記しておきます!

5-HT1A→催眠作用・抗不安作用

5-HT2A→不安の惹起


なので、遮断すべくは5-HT2A受容体なんですね。
逆に、5-HT1A受容体は刺激することによりうつ症状の改善になります。次の章の抗うつ薬で登場するトラドゾンなどがそれに該当します。サブタイプで異なる作用を示すものはしっかり区別しましょう!

パリペリドンはリスペリドンの活性代謝物であり、プロドラッグではありません。とても引っ掛け問題で問われるので気をつけましょう。
また、リスペリドンは緑茶などカテキンを含むものと服用すると効果が減弱するとも言われていますので飲み合わせにも注意。
語尾に○○酸エステルがつくと作用の持続化を意味すると言うのも覚えておくと便利ですよ

その他の定型精神薬

MARTA→オランザピン・クエチアピン・クロザピン
(オランダとかクロアチアとか国っぽいって覚えました…笑)

アセナピンマレイン酸塩→日本初、統合失調症治療薬の舌下錠
国家試験などは、日本で開発された薬など出題されやすかったり…と言う話も聞きますのでおさえときましょう〜!
それから、陰性症状に効果を示すものには副作用として高血糖があります。糖尿病患者には禁忌となっているので注意を!


以上が、統合失調症治療薬の範囲になります。
青本の説明欄は文章がずらりと並んでいますが、覚える点だけ絞っていけばなんてことありません。作用する受容体さえ覚えれば、あとはどうなるのか…考えれば自然と選択肢も絞れるでしょう。
一回覚えたのに…思い出せない!何系だったっけ!?ってごちゃごちゃになる範囲でもあります。定期的な復習を兼ねて勉強していきましょう。大事なのは繰り返すことによる定着です。粘り強く頑張りましょうっ!!




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

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