交感神経刺激・遮断薬


交感神経刺激 遮断薬 まとめ

いよいよちゃんと向き合う時です。誰もが避けたい…いや、忘れちゃうしごちゃごちゃするから捨てもんにしちゃいたい。そんな範囲。覚えるだけでいいけれど、意外と薬理で一番わかっていないといけない交感神経の刺激と遮断の作用。今回は、細かい作用機序ではなくドバァーーーっと覚えるゴロや暗記の仕方をひたすらに綴っていきます。自律神経の作用機序については自律神経刺激・遮断薬の記事をチェック!それでは、根気強く今からの内容を詰め込んでいきましょう!

 

〇〇リンなら刺激作用
フェニレフリン不倫刺激的!(不倫相手だって選びたい…選択的α1刺激)
※語尾だけ覚えても違うものだってある!その時は少数派を覚えること!
リトドリン→子宮への選択性が高い…適応;切迫流・早産子宮平滑筋のβ2刺激
リトドリンに関しては、適応から覚えて、逆算して選択的β2の刺激作用があることを連想した方が◎

 

イソがついたら、β作用が強い
交感神経刺激薬のほとんどはアドレナリンを装飾した骨格。N-メチル基の装飾で嵩高くなるほどβ作用が強くなる。イソはイソプロピル基からきているので、基本、頭文字にイソがつくとβ刺激。

 

③β1刺激作用を示すものは、静注なのか経口なのかを区別する!
ドブタミン→カテコール骨格を持つ=経口では代謝されるので静注でしか用いられない。
ノパミン→’’デ’’ってついたら基本’’そうじゃない’’って訳していいと思う。よって、非カテコールアミン
つまり、カテコール骨格を有さないので経口で用いることができる。(代謝で不活性化しない構造になってる)

 

④動物の名前が入ったら、β2刺激作用
トリメトキノール、サルブタモール、テルブタリン、サルメテロール、リトドリン
プラスでゴロを使う→バニラの作用で、インドのプロの家庭教師来てくれんか。
バニラ→β2作用(刺激) インド→インダカテロール プロの家庭教師→プロカテロール
くれんか→クレンブテロール

 

なんども言いますがこの覚え方は最後の砦なので、最終手段として使うと思って読んでくださいね笑

 

④〇〇べグロンβ3刺激
ミラベグロンビベグロン(2018年11月27日発売ベオーバ錠)
これはまずはミラベグロンの’’’’とβをかけて覚えるといいですね!

 

⑤間接型アドレナリン作動薬と混合型は、タキフィラキシーが起こるかどうか区別する!
間接型はタキフィラキシーをおこす。エフェドリンのみ混合型でα作用のみタキフィラキシーを起こす。
ちなみに、エフェドリンのアミノ基はアミノ基転位反応で導入されたNなので要注意!
(さらに、エフェドリンを還元すると?メタンフェタミンになりますね!メタンフェタミン、アンフェタミンは唯一の覚せい剤。メタンフェタミンはシモン反応陽性→メタモンって覚えよう!)
と、まあこんな感じで薬理をしながら化学や、衛生、法規を繋げて連想できるようになると勉強も少しは楽しくなるし、使える知識になりますね!…いやしかし、覚えることがたくさんで疲れて来ましたね。

 

チョコレートでも食べて、休憩です。…あ、チョコレートや、チーズ、ワインに多く含まれるのは??
チラミンですね!交感神経を刺激するので、食べすぎると興奮してしまい、鼻血を出しちゃうのかもしれませんね笑 食べ過ぎもほどほどに。

⑥その他のアドレナリン作動薬
’’アメ舐めて血圧あげよう’’→アメジニウム…本態性低血圧症治療、起立性低血圧治療薬

 

ここからは遮断薬です

⑦〇〇シンα1遮断薬
遮断のシで覚えました。
さらに、前立腺肥大に用いるものは、’’ナフコの裏でたむろう素人’’で覚えました。…ナフコって全国共通ですかね?笑 某ホームセンターなんですけどね。笑
ナフトピジル、ウラピジル、シロドシン、タムスロシン。それから細かいところまでいうなら、α1Aなのか1Dなのかまで覚えましょう。

 

どんどんいきましょう。
⑧非選択的β遮断薬はISA(+)か(-)か覚える。
’’焦り、ピン借りる’’→アルプレノロール、ピンドロール、カルテオロール
ちなみに、ISA(+)のメリットって何?…内因性交感神経刺激作用をISAといいます。
ISAありの場合は、部分アゴニストとして心機能を抑制することなくβ遮断作用を示してくれるので優秀な医薬品と言えるでしょう。

 

ちなみに、語尾が’’ォロール’’はβ遮断作用ですね!
あと、薬理ではあまり使いませんが、プロプラノロールが塩基性っていう知識をよく使った記憶があります。どっちだったっけ…ってならないように、’’プラプラ延期する’’って覚えてました。笑

 

ここで、語尾が’’ォロール’’じゃないのにβ遮断作用を示す少数派の紹介です。
1.ニプラジロール→頭文字の’’’’は’’ニトロキシ基のと掛けて覚えます。
ニトロキシ基の構造を持つのでNO遊離に伴う血管拡張作用を示してくれます。

 

2.αβ遮断薬
これは以前紹介したゴロでもありますが、
’’あの馬車で、ラベンダー地のモスラ狩’’
αβ遮断 ラベタロール アロチノロール アモスラロール カルベジロール

 

⑨選択的β1遮断作用→これはゴロで一発です。笑
’’あ、手の汗止めてよ。びしょっ’’
アテノロール アセブトロール メトプロロール ビソプロロール
ちなみに、ビソプロロールは、少量で虚血性心疾患、慢性心不全に適応ありですね!何mgか覚えてますか?
0.625mgでしたね。実務で問われますよー!

 

⑩〇〇ジンα刺激作用
’’ジンジン刺激する’’で覚えましょう。

 

今回の記事は、いつもと違って作用機序から覚えて、丸暗記から解放されましょう!といつもいっているのに反する記事だったかもしれません。でも、この範囲ばかりは、薬の名前はゴロや語尾を思いっきり活用して覚えるしかないのです。今回紹介した、くだらないゴロが一つでも採用されると嬉しい限りです。
特に私は、クセの強い覚え方が多かったので、なかなか伝わらなかったところもあると思いますが、こうやって脳内は自分の世界観で埋め尽くしていきましょう。どんなゴロでも覚えた人が勝ちです。
それから、薬理から、科学や実務、衛生、法規などどんどん連想して知識を繋げれるようになりましょう。
国家試験は、最近は連問で教科を超えて出題して来ている傾向にあります。106回のコアカリ改定の国家試験までには教科の境目もなくなってくるかもしれませんね。でも繋がった時の勉強の面白さは感動ものです。
使える知識をたくさん身につけていきましょう!




この記事を書いた人

あやちゃむ

薬剤師2年目の社会人。
薬学生時代は何を勉強すればよいのかわからず、模索し、独自の勉強法を確立。そして薬剤師国家試験に一発で合格。
このブログでは受験するうえで身につけた、合格のための勉強法を参考書の単元ごとにまとめていきます。

みんなのコメント

  • kaho

    高血圧とめちゃくちゃ苦手なのでイラストでイメージがしやすく助かります( ; ; ) 受容体に働くとどんな作用があるのかとかがすごくごちゃごちゃになってしまいます( ; ; )

  • あやちゃむ

    kahoさんへの返信

    参考にしていただきありがとうございます! 作用する受容体や、機序別に一度まとめてみるといいかもしれませんね!手間はかかるかもしれませんが、そう行った作業を行うと案外頭に残りやすくなります!同じ作用機序のものには、何か共通点があるものが多いです。そういったポイントは参考書に強調して書き込んでいくといいと思います!私も、青本にはマジックで書き込んでいましたが…これは見やすくてインパクトがあるのでおス

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